【飛行機が来ない】ヤクメル No.43

屋久島アジトで毎朝のルーティンに
飛行機、船の運航状況確認があります。

朝は何も問題がなかった、ある日の午後。
飛行機が鹿児島に引き返してしまったと
お客様からの連絡が。
しかも20名の団体様。

よほど天候が悪い日は
日中も運航状況をチェックするのですが
ただの曇りの日で完全にノーマーク。
すぐにJALホームページを確認すると
「視界不良のため鹿児島空港へ引き返しとなりました」

屋久島空港のある小瀬田地区は
島の中でも天気が悪いことが多いエリア。
よく台風中継で島内の暴風雨の映像や
風速〇mを観測、という
報道に使われる場所です。
曇りで視界が悪いことも確かにあり。
何故そんなところに空港を!
政治的な大人の事情らしいです。

以前、レンタカー屋さんや
タクシーの運転手さんに
「こっから見えるあのへんの山々が
見えない時は着陸できないことが多い」
と空港で教えてもらいました。
そのため、空港へ行ってみないと
可能性は全くわかりません。
上空でタイミングを見計らって
飛行機も何度かトライするのですが
残念ながら引き返しになることは
たまにあります。たまに。

そうなると続きがあって、
その後の屋久島発が欠航になります。
理由は「視界が悪いから」ではなく
来た飛行機が次のお客様を乗せて戻るので
「次に使う飛行機がないから」なのです。

団体のお客様は最終便に振替ができたので
再度トライすると連絡があり。
さらにその日は、
その鹿児島から来た最終便で
屋久島から帰る最終便のお客様もあり。

飛行機が着陸できなかったら
来られないわ帰れないわで
明日の登山スケジュールを変えたり
今夜の宿を探したり、さあ大変。
でも先に手配をかけると、
到着できたらキャンセルすることになり
それはそれで迷惑をかけてしまいます。

代替案を決めるだけ決めて
後は祈るのみでしたが
最終的に、無事に、着陸。
天よ、ありがとう!

因みにこの最終便で
屋久島から帰る予定の皆様。
モッチョム岳から下山後に離島予定で
予定スケジュールより時間がかかり
そもそも飛行機に間に合うのか!?という
全く別の緊張感もあふれておりました。
こちらもギリギリ、ギリッギリ、
滑り込みセーフ。

台風シーズンが過ぎて
やっとひと安心できるかと思いきや
この島のお天気には気が抜けません。

屋久島りかこ

屋久島まるごと決定版!
宮之浦岳~縄文杉~白谷雲水峡縦走4日間

【ヤクメルバックナンバー】はこちら

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *