【高速船とフェリー】ヤクメル No.41

屋久島に渡るのに欠かせない「船」。
飛行機乗継なら楽ちんなのですが、
そこはやはりコストの問題が。
お高くて座席数も少なくて。
というわけで、鹿児島からは
船で来られる方が圧倒的多数です。

そこで知っておかねばならないのが
「高速船」と「フェリー」は別物ということ。

種子屋久高速船のトッピー&ロケット、
通称トッピーは1日に数便あり
鹿児島~屋久島が直行なら約2時間です。
ちなみにトッピーは、屋久島名物の
トビウオから派生したネーミング。
飛ぶように速いイメージ。多分。

折田汽船のフェリー屋久島2、
通称ヤクツーは1日1便のみ、
2といえどもフェリー屋久島1はありません。
鹿児島8:30発で4時間もかかります。

ちなみに飛行機なら鹿児島~屋久島40分。
悔しいですがお高いだけあります。

高速船とフェリーは
鹿児島港での乗り場も違うため、
ギリギリに行って間違っていた!
となると移動が間に合わず、
呆然と見送ることになりますのでご注意を。

移動時間を考えると
ほとんどの方が高速船利用なのですが
座席指定でシートベルト着用なので
いわゆる船の旅感はあまりなく、
あくまで便利な移動手段、という雰囲気。

一方で、汽笛が鳴って、デッキで手を振り
潮風に吹かれて旅情に浸る、
なんて一度はやってみたい船旅が
フェリー利用なら実現できます。
安く行きたいからフェリーで、
というだけではない魅力が実はあるんです。

二等船室でゴロゴロ寝たり
広い展望ラウンジのソファで本を読んだり
じーっと海を眺めて放心したり
大浴場でひと風呂浴びたり
お風呂上りにはビールで乾杯したり
そばやうどんを食べてみたり
屋久島に着く前から盛り上がり
くせになりそうな快適さ。
船内を動き回れてのびのび自由。
最高です。

沖では携帯が繋がらなかったはずなのですが
今ではかなり繋がるようになり残念です。
飛行機は忙しいビジネスマンのために
wifiも充実してくれていいのですが、
船だけはエリア拡大、頑張らないで欲しい。
自由になりたい人達を放っておいて欲しい。

まだ船旅をしたことのない皆様、
ぜひ一度、屋久島でこのフェリーの旅を。
さらに遠くへ、長い旅に出たくなるかもしれません。

屋久島りかこ

但し、高速船より欠航率は高いので、
時間と気持ちに余裕がある方にのみおすすめします。

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