【早朝の白谷雲水峡で】ヤクメルNo.16

白谷雲水峡は観光バスも訪れる人気スポット。
朝8時頃になると人が続々と訪れて
一気に観光地っぽい雰囲気になります。

当社のイチオシ人気ツアー、
「ゆっくり歩く白谷雲水峡~縄文杉1泊」は
まだそんな日帰りの観光客が来る前の
静かな早朝の白谷雲水峡からスタート。
しっとりした苔の森を歩き、
夜は縄文杉の近くで1泊し、
帰りはトロッコ道を下山する、
往復ピストンではない贅沢ルートです。

そんなツアーのお客様を見送った後のこと。
駐車場に作業のおじさんがいたので
おはようございまーすと挨拶し、
「今日はどこの作業ですかー?」と聞くと
「作業ちゃう。わしは滋賀県から来たんや」。
えっと。軽トラの荷台に
小屋のようなボックスが積んであり、
雨具に軍手に野球帽。
どこからどう見ても旅行者に見えません。

滋賀県から車で九州の旅に来ていて、
夜は車中泊で荷台の小屋で寝ているそう。
中を見せてもらいましたが、窓もあり
畳ベッドに毛布、鍋、食料、
近くへお出かけ用の自転車まで積んであり
おおー!と、かなりの機動力でした。

キャンピングカーではないけど
これって走っていいんですか?と聞くと
「なんでや、これは言うたら荷物やで」

確かに。

軽トラに積んでワイヤーで止めてあるだけで、
走行中は小屋に人は乗っていません。
農業もしてるので、家では小屋は降ろして
普通に軽トラックとして使っているそう。

固定概念やルールに縛られないというよりも、
そんなことはさらさら考えてない、
身軽で自由な感じ。
ふむ~、仕事にも参考になるなあ。
いいなあ。

旅行はいつまでの予定ですかと聞いたら
「死ななんだら月末には帰るって言うてきた」
富士山登頂した時の金剛杖も見せてくれて、
今日はそれで白谷雲水峡を歩くそうです。
でもあまりよくわかっておらず
「なんかええ感じのとこなんやろ?」と。

そうそう、めっちゃ苔で、めっちゃ森で、
ええ感じです!と説明してきました。

屋久島りかこ

そんなめっちゃええ感じの
早朝の白谷雲水峡から縄文杉で1泊しよう!

夏の縄文杉1泊&白谷雲水峡4日間

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