雪の唐松岳・・・八方池山荘から決死の脱出

3月23日、雨模様の東京から白馬八方スキー場へ。

唐松岳に登る予定がまさかの山小屋軟禁状態に。決死の脱出劇が展開されました。

1週間前の天気予報は快晴だったのに出発日に向け日ごとに悪くなる天気予報。

夕食前にお風呂にも入り明日の準備万端。ヘルメット被って、こんな感じで出発だ。

夜中の2時ごろから寝ていられないほどの風の音。

4時ごろには山小屋がドスンと揺れだし地震?雪崩でも発生?と落ち着いて寝ていられない。

小屋からは一歩も出られず。リフトもゴンドラも運休。

とりあえず暇を持て余し、ロープワーク。あちらでも、こちらでもロープを出して

カラビナをカチカチ言わせています。スリングで簡易ハーネス作りにも挑戦。

9時過ぎに低層を運転するゴンドラが動き出し10時半、ようやく山小屋に残っている人を降ろすため

臨時でリフトを運転。救出される人たちが我先にリフト乗り場へ向かうが、荷物や人間が

吹き飛ばされそうになる風は相変わらず。

でも青空なんだよね。

また来年来るからね!

強風の中、山小屋で待機中に遭難者救助の為に救助隊が早朝から出動。無事救助されたと26日のニュースで確認。

無事私たちはリフトに乗って強風の山から脱出。冬山の厳しさを思い知らされた2日間でした。

 

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