念願の裏剱~阿曽原温泉に泊まって水平歩道へ(後半)
3日目は雲切新道。仙人温泉までの道、そしてその後の道も急な下りで整備がされていない。
欅平から登って剱岳を目指してきた男性が「この登りでヘロヘロ、剱登れるんだろうか?」と
夜話していたくらいだから心配だ。
ダムを過ぎてちょっと休憩。あと少し平たんな道を歩いていくと阿曽原温泉。
と言っても阿曽原温泉まではまだまだ下る。そしてお風呂まではそこからまだ下る。
下るということは・・・せっかく汗を流してもまた汗かいちゃう。
阿曽原温泉で身体があったまり着替えている時にあちこちぶよにやられたようだ。
その後1か月以上たった今も体中にぶよに刺された跡が残り思い出したようにかゆい。
夜、下の廊下、水平歩道での事故は危ないと言われているところではなく、なんでこんなところで?というところで起きているという話を聞く。みんな無事に帰っていくんだよとオーナーの佐々木さんより声がかかり緊張。
4日目。いよいよ最終日。トロッコ列車の時間に間に合うように5時半に出発。
水平歩道から見る対岸の景色、足元に流れる川の勢い、高度感。緊張しながらも今まで体験したことのない山歩きを楽しみ、5時間ほど歩くと電車の入線する音、アナウンスなど人工的な音が聞こえ始めそろそろ水平歩道が終わるんだなぁ~とちょっと寂しくなる。

4日間、ずっと晴天。雨が降ったらこのコースは歩きとおすことはできなかった。天気が私たちに味方してくれて本当に良かった。そして2019年は台風の影響などで水平歩道も下の廊下も影響があり、より一層悪路となっているようです。事故もおき、改めて無事にみんなで下山できたことに感謝。
2020年もこの企画を催行したいと思っています。その際も天気に恵まれますように。
Yamakara企画担当・同行スタッフ渡辺
スポンサーリンク