行者小屋にテント泊雪の赤岳登頂!
やまどうぐレンタル屋店長の松原です。
2/1(金)~2/2(土)の2日間で、赤岳に行ってきました!
まず始めに
厳冬期の赤岳は気軽に行ける場所ではありません。
自分の命を預けますので、必ずプロガイド又は信頼できるリーダーと一緒に行くようにして下さい。
夏山登山経験に自身があり、夏の赤岳に登頂したことがあり、雪山の経験は1、2度あるので、友人を誘って雪の赤岳に行ってみようなんて、
気軽に行ける場所ではないと、私自身、改めて思いました。
と言いましても、この時期にしかみれない、この景色を見てしまうと、雪山に挑戦したい気持ち湧いてきますよね。
軽々しい気持ちではなく、しっかりと雪山経験を積んでから挑戦して下さい。
1日目八ヶ岳山荘~行者小屋(テント泊)
今回は八ヶ岳山荘から出発!

八ヶ岳山荘から美濃戸までの林道歩き。 ↓下記写真右奥に見えるのがガイドの山田ですが、荷物の量が・・・ 遠近法でみんなと同じくらいのザックに見えますが、110ℓザックがパンパン! テントは私が背負ってるのに・・・中には一体何が??

天気も良く、ポカポカ陽気ですが、ここは雪山、ちょっとした登りのはずが、あれっ? 体が思うように動かない・・・

行者小屋までの南沢ルートを動画で紹介↓
そして歩くこと、約5時間、行者小屋到着!
八ヶ岳山荘→美濃戸山荘→南沢ルート→行者小屋のルートですと、夏のコースタイムですと、 3時間10分程で、苦労するルートではありませんが、厳冬期ともなると、気温が低く、 思うように身体が動きませんので、細目に行動色をとり、お腹がすいた状態を作らないことが 重要ですね! 行動食とオススメは、油で揚げていて、塩っぽい歌舞伎揚げや、 食べやすくカロリーが高いナッツ系です。 到着後、すぐに水くみとテント設営! 今回は、やまどうぐレンタル屋で新しく取扱いを始めました、 【5-6人用テント】ダンロップ タフコンディション・アルパインテント V-6です。
設営の様子はこちら↓
テント設営完了! 夕食はおでんパーティー! 凄い量のおでんの具たち! 110ℓザックがパンパンになるほどの食べ物をガイドの山田が運んでくれていました! 〆のうどんもありましたが、私たどり着かず・・・
1日目は、翌日の赤岳登頂に備えて20時前には就寝。
2日目行者小屋~文三郎道~赤岳山頂~地蔵尾根~行者小屋~南沢ルート~八ヶ岳山荘
いよいよ迎えた登頂の日、2日目朝の様子
行者小屋を出発し、赤岳山頂へ! でしたが、山頂はもの凄い勢いで雲が流れていました・・・
この風だと山頂へは行けないかもしれないと・・・
文三郎道の稜線に出てから判断するとガイド山田よりあり、
不安をかかえ出発
ガイド山田から、えっもうダメって瞬間わかるんですかという絶妙なタイミングで、
「しっかり前爪たてろー」など声がかかり、それを励みに、みんな自分を奮い立たせて、
赤岳山頂を目指しました!
文三郎尾根にでると、風が弱まっている! 天気も回復し・・・ これは! さぁ、山頂まで気を抜かずに!!
真っ青な空! ですが、まずは必至に山頂を目指しました!
そして・・・登頂!!! 八ヶ岳ブルー!!
登頂おめでとう!!!
この達成感、安堵感、広がる絶景! なごりおしいですが、まだまだ気が抜けません。 焦らず、ゆっくりと、注意して下山開始

山頂から行者小屋までは1時間30分ほどで下山。 安堵の笑みがこぼれます!
最後に
今回は、無料レンタルとして、テント、冬用登山靴、アイゼン、シュラフ、エアーマット、ピッケル、ビーコン、防寒グローブ、オーバーグローブ、レインウェア、防寒アンダーウェアひだまりチョモランマ、ヘルメットを利用。
やまどうぐレンタル屋でもちろん、すべてレンタル可能(有料)ではありますが、あくまで、プロガイドがいたからこそ、成立する登山です。
装備が万全であれば、何とかなるという訳ではありませんので、
くどいようですが・・・
しっかりと雪山経験を積んでから、厳冬期の赤岳に挑戦して下さい。
やまどうぐレンタル屋店長 松原
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